
第8回の特集のIsuzu117Coupeについての思い出、エピソード。
1966、67年と東京モーターショー(このころは晴海でしたね)で参考出品された117スポーツが68年10月21日発表、12月1日に正式発売された。最初は1車種のみで価格はなんと172万円!!このときカローラDXが49.5万円、クラウンS・DXでさえ112万円の時代。みんなビックリ、ちなみに小生このとき中学2年生、まぶちゃんは高校生でした。
去年、京都市内で偶然白い117とすれ違った。行き過ぎてからまぶたの片隅に“京5”の残像が・・・ 思わずUターン。やっと追いついたらオーナーが車体の下を覗き込んでいるので声をかけたところ、バックミラーの鏡が脱落したのでパーツを探しているところでした。当方も117は大好きな車なので当然話しに花が咲く・・・
オーナーいわく、“この車は新車発表されたと同時にオーダーし買ったんや、当時諸費用もいれて200万近う払た。しかしこの車買うときに親戚から反対されてな~、お前あほちゃうか!?家より高い車買うてどないするんや!!(当時京都の建売は100万円くらいでした)とボロクソにいわれてな~。それでも欲しかったから買うたんや~”そこで小生、クーラーが着いていないのに気がついて質問“オプションのクーラーはつけませんでしたん?”この質問にオーナー“あほ言え、クーラーつけたら折角のパワーが落ちるやんけ!”と一喝されました。
この個体はホワイトで走行10万を越えたところ、シートの一部に破れがあったもののBodyも内装もたいへん良い状態でした。なんせワンオーナーですからね。オーナーの歴史が染み込んだ人馬一体の良い雰囲気でした。
YAMADAの117Coupe 1/24モデルです。本物を買えない小生のコレクションです。そういえば10年位前まで近所の屋根付貸ガレージに“京51”の117 ECが長いことあったのを思い出しました。あの車はどこへ言ったんだろう?
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